神奈川県川崎市での幼稚園児殺傷事件を受けて、現在川崎市の治安が問題視されていますね。
実際川崎=治安が悪いといったイメージも強く今回の事件を受けてその印象はより強まったのではないでしょうか。
一度今回のような事件が起きてしまうと市のイメージは極端に下がってしまい
「川崎って危ない場所なんでしょ?」
そんな声が聞こえてくるようになってしまうんですね。

治安が悪いと言われる原因

では実際に川崎市=治安が悪いのイメージはなぜついたのでしょうか。
それにはもちろん理由があります。
川崎市は人口が 人と地方都市(東京からは近いですが)にしてはとても人口が多いことで有名です。
こちらは最新(2019年5月度)の人口密度のランキングですが、
川崎市は神奈川県で一番人口密度が高く全国792市の中で12位に位置しています。
引用 https://uub.jp/rnk/c_j.html
「ラゾーナ川崎」や「ラ チッタデッラ」といった商業施設もあり、ハロウィーンといった家族でも楽しめるイベントが盛んに行われているので生活のしやすさは他の市よりも高いといえるでしょう。
↓「ラゾーナ川崎」

↓「ラ チッタデッラ」

ではなぜ川崎市=治安が悪いと言われるかというと
・競馬場がある
・飲み屋が多くキャッチも見かける
・やくざの本部がある
などといったことが原因と考えられます。
もちろんこれらはいわゆるグレーな商売であり、違法ではない(たぶん・・・)ので存在自体に問題はないと思いますが
”川崎市のイメージ”を考えたときにはやはりマイナス要因となります。
また犯罪発生率ランキングを見てみると、全国全地域で1946地域中81位、神奈川県内で57地域中3位です。
※日本☆地域ランキング http://area-info.jpn.org/
また今回の幼稚園児殺傷事件と同じように、過去にも悲惨な事件が起こりメディアでも連日取り上げられたことも大きいと思います。
駅前の開発や、イベントの開催など市としても色々考えてはいるようですが、一度しみ込んだ人のイメージは簡単に変えられはしないでしょう。
川崎市近郊で過去にあり話題になった事件

①川崎市立中学生男子殺害事件
今回の事件を受けて2015年、当時中学生だった上村遼太(うえむらりょうた)さんが少年グループによって殺害された事件を思い出した人も多いのではないでしょうか
殺害現場である川崎市内の多摩川河川敷は、近くに工場もあることから人眼につきにくく不良グループのたまり場となっていた場所でした。
そのため地元住民も近づかず、この事件をきっかけに「あの辺はやばい・・・」といった声が全国にも広がっていきました。
またこの事件は「加害者側」の情報がネットに晒されたことで、事件の内容以上に報道のされ方で議論になり話題となりました。
当時このニュースは終日テレビで取り上げられ、そのたび川崎市の名前がメディアに上がっていたので川崎市のイメージをより落とす要因となったのは間違いありません。
②川崎市内やくざ発砲事件
2019年17日夜、川崎市内の駅から約2kmのところで「発砲されケガをしているひとがいる」と通報されました。
犯人はまだ捕まっていないようですが、捜査関係者によると事件の真相は暴力団関係者による発砲のようです。
これを受けてネットやメディアでも取り上げられて様々な意見が飛び交っていた印象があります。
「この現代においてやくざの喧嘩って・・・」とあきれる反面、「やっぱ川崎やばいな」という声も多くあがりました。
まとめ

川崎市=治安が悪い の主な要因は・・・
①人口密度が高いこともあり他の市に比べて犯罪に繋がってしまうケースがある
②法律的にグレーな商業施設がたくさんある
③過去に悲惨な事件がメディアで連日取り上げられている
これが主なところかなと思います。
メディアが取り上げる事件があまりにも悲惨で残酷なものということもあり、
「子供はもう外で遊ばせられない」
「今回の事件を受けて他県への引っ越しを考えてる」
そういった声も多いですね。
東京からも近く買い物もできて遊べる施設も多いので住みやすい街であるはずの神奈川県川崎市。
過去の事件や今回の幼稚園児殺傷事件を受けて、川崎市のイメージはぐんと下がってしまい回復にはだいぶ時間がかかってしまうことでしょう。
今回の記事はこれで以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
